腎臓病と血尿の関係

腎臓病が必ずしも血尿になるとは限りませんし、血尿の原因が腎臓病であるとは限りません。

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普段の尿は、血液中から老廃物だけを濃縮して尿を生成しますが、通常この尿の中に血液の成分である赤血球がみられるということはほとんどありません。腎臓からの出血以外に、膀胱、尿道、尿管などに出血がみられる場合にも血尿が見られるために、必ずしも腎臓自体に炎症などの腎臓病が起きているとは限りません。

特に濃い色の真っ赤な血尿の場合は、慢性的な腎臓病の可能性は低く、尿路や尿管などの外傷や結石や膀胱、腎盂の細菌による炎症、腎脈の血管障害などの可能性をにらんでいくとよいでしょう。経過は急性的でありますし、血尿や結石などで背部痛、尿路感染症なら発熱、排尿時に痛みなどわかりやすい自覚症状がありますので診断しやすくなります。

自覚症状がほとんどないのにかかわらず、肉眼で血尿が認められた時に、膀胱癌(膀胱がん)や尿管癌(尿管がん)や腎臓癌(腎臓がん)などの可能性があります。

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